おしえて№606 投稿者 くろぅさん
 ハッシュドビーフとビーフストロガノフとハヤシライスのハヤシとそれぞれの違いを教えてください。
ついでにナポリタンスパゲティとイタリアンスパゲティの違いもお願いします。
のんきさん

1、いずれの料理も牛肉によく合うソースとして挙げられる、ドミグラスソースを使った料理ですね。材料は牛肉と人参、タマネギを具とし、トマトピューレ・ウスターソース・赤ワイン・ブイヨンで味を付けます。これらの大きな違いは次に記します

ビーフストロガノフ                              ロシア料理
ソテーした厚切りの牛肉を、ソースであえる。
ソースは厳密にはデミグラスソースとは少し違って、サワークリームや生クリーム、ときにはヨーグルトを加えることで酸味とまろやかさを付けます。また、肉はヒレの部分を拍子木に切って使い、レアの状態で食べます。
ハッシュドビーフ 日本で考案された料理
日本ではごはんと食べるのが普通のハッシュドビーフ。北米ではマッシュポテトやパスタをサイドデッシュに添えて食べます。パスタに添えるとミートソースのような感じになる。
ウスターソースが隠し味。
だし用の肉から取ったフォンを煮詰めてつくったデミグラスソースを、別の薄切りの肉に絡める。
ハヤシライスのハヤシ 日本で考案された料理
語源はハッシュドライスがなまったとする説のほかに、丸善の創始者である早矢仕有的(はやしゆうてき)氏が考案されたとする説あり。
ハッシュドビーフをご飯にかけることでハヤシライスと名称が変わる。つまり、ハッシュドビーフと同じモノ。

2、 次にナポリタンスパゲティとイタリアンスパゲティですね。

 イタリアンスパゲティは、ナポリタンスパゲティの具を替えて出している店と、具も調理法も替え全く別物として売り出している店と2分されます。スパゲティ料理専門店ではスパゲティ料理を総称してイタリアンスパゲティと呼ぶところもあるし、これといった決め手がないようです。ナポリタンをアレンジしたものがイタリアンスパゲティに変身した、って言う感じですね。最近ではスパゲティといわずパスタと呼ばれるようになり、イタリアンレストランの出店が多くなってきているので、メニューのネーミングも「イタリアン」とついてると、おしゃれでおいしそうに見えますよね。お客を呼ぶためには商品名は重要ですから、イタリアンシェフの策略が成功した、ってことでしょうか。 
ベリーさん

  美味しそうな疑問が登場ねっ。うふふっ♪

 これってそれぞれが牛肉にぴったりなドミグラスソースを使って作る料理よね。 おんなじような色になっちゃったりするからわっけわっかめぇ〜っになっちゃうのも分かるわ。

 じゃ、その違い。まず、ハッシュドビーフはね、薄切りのビーフを炒めてそれをドミグラスソースでさっと煮込むの。薄切りのお肉(バラ肉などなど…)をソースでちょちょっとからめたお料理ね。 トマトを入れたり入れなかったり、まっ、人によって色々かな? ビーフストロガノフっていうのは、厳密にはドミグラスソースに一工夫加えたソースを使うの。 ドミグラスソースにサワークリームとかヨーグルトとか、そうね、生クリームもありなんだけど、 そんな乳製品をちょっと加える所がポイントよっ!酸味とマイルドさを追い求めちゃえ〜って感じかな?お肉も薄切りなんかじゃなくって、ヒレの部分をぶつ切りで使っちゃうから豪華なお料理っぽいわよ。ロシア料理っていう噂もあるの。

 ハヤシライスは、ハッシュドビーフを御飯にかけちゃったら出来上がり! っていうことで、ハッシュドライスがなまってハヤシライスになったっていう説があるのよ。 でも、有名なのは、丸善創始者の早矢仕(はやし)さんが考えたっていう説よね。 まっ、ベリーはどっちでも美味しければいいと思うんだけど。(笑)
 そうそう、ここには無かったけど、他にもビーフシチューってあるじゃない? あれは、ビーフを角切りにして、ドミグラスソースで長時間煮込む煮込み料理よ。

 あっ!パスタね、パスタ。忘れてたわっ!
 イタリアンもナポリタンもイタリアにはないわよ。ほんと、ほんと! 日本人が勝手に作っちゃったのぉ〜。やぁ〜ねぇ〜、もうっ。  ナポリに行って、ナポリタンなんて言っても絶対通じないし。 イタリアンは、トマトソースをからめて作るのがイタリアっぽいからそう名付けちゃったりしたの。 色んなお野菜もふんだんに入れてからめると結構いけるわっ。 ナポリタンは、ケチャップをそのまんまパスタにからめて作ったのね。 レストランのお子ちゃまランチに添えられてたりするでしょ?だけどちょっとケチャップだけじゃ…って思ったりするから、今じゃ、同じものを指して使われてるみたい。
 なんて書いちゃったけど、ほんとにあってるのかなぁ〜?えへへっ! じゃぁ〜ねぇ〜んっ。(^^)/~~
乱気流さん

<ビーフストロガノフ等>
 ロシア料理の「ビーフ(ベフ)ストロガノフ」は、ふつう乳脂肪分約20%のクリームを乳酸菌により発酵させたサワークリームを入れる事で、適度な酸味と特有の風味が加わっているのが一番の特徴です。
サワークリームを除けば、三品共に手軽な固形ブイヨン、ケチャッ プ〜手間暇かけたフォン・ド・ヴォー仕立てのデミグラスソース等までダシ、ソースは幅広い様子で中には全くトマトベースで無いものも有るそうですが、概ねは共通しているようです。又、ふつう「ビーフストロガノフ」の 材料は良質部の牛肉と玉葱が基本のようですが、「ハッシュドビーフ」「ハヤシ(ライス)」では有り合わせの牛肉と玉葱以外にも人参・馬鈴薯・グリーンピース或いはピーマン等も加わることが多いようです。「ハッシュドビーフ」と「ハ ヤシ(ライス)」には明確な区別は見い出せず、単に言葉の問題と捉えても良さそうです。

<スパゲティ>
 「ナポリタン」と「イタリアン」は何れもふつうは喫茶店等のメニューに有るケチャップを絡めて炒めたスパゲティを指すようで、違いはなく単にネーミングの問題のようです。
 スパゲティの本場イタリアからイタリアン或いはケチャップ→トマト→南イタリア→ナポリ→ ナポリタンの連想から名付けたのではないでしょうか。嘗て喫茶店等では、メニューにミートソースが無い店も多かった事を思えば、イタリアンだけでも事足りた訳ですが、メニューに両方ある店がミートソースと区別するためにナポリタンとネーミングしたのかもし れません。
 じゃあトマトソースでも良かったのでは?と突っ込まれたら返答出来ません。

<追加編〜ハッシュとハヤシ〜>
 英語のハッシュ(細切の意等)と日本語の切り刻む意の「はやす」の類推が働いて「ハヤシ」に転訛したとも言われています。
(大修館書店『月刊言語3/2001/米川明彦』参照)。
 或いは、丸善株式会社の創業者早矢仕有的(はやしゆうてき)氏の名前からとも言われています。「現在カレーライスのカレーを抜いてトマト・ケチャップなどを味つけのベースとしたものをハヤシライスという。その語源についてこれを有的に結びつける説がある。幕末か明治の初年のことであろう。友人が訪問すると、有的は台所に有り合わせた肉類や野菜類をゴッタ煮にして、飯を添えて饗応するのが常であった。

 そこから人々はこの料理をハヤシライスといい、ついにはレストランのメニューにまで書かれるようになったという。しかしこの話はあまり面白過ぎる。 英語でコマギレ肉のことをハッシュ(hash)といい、転じて肉と馬鈴薯や人参などの野菜との煮込みもハッシュという。神田佐久間町の三河屋は、明治初年以来の洋食屋であるが、そこではハッシュ・ビーフがよく流行った。これとライスとを合わせて称したものが、ハヤシライスの語源に違いない。しかし三河屋も有的が贔屓にした料理屋であるから、間接に関係があるといえば、いえないこともあるまい」
(『丸善百年史(1980年刊行)』抜粋)。
ガウリィさん

  「ビーフストロガノフ」 ・ソテーした牛肉を、ソースであえた料理。
・ソースは厳密にはデミグラスソースとは少し違って、サワークリームとかを足したりする事も多い。

 「ハッシュドビーフ」 ・薄切り(細切り)の牛肉を炒めてデミグラスソースなどでさっと煮た料理。
・たまに御飯にかかってても、そう呼ばれてる・・。

「ハヤシライス」
・ハッシュドビーフみたいなもの(牛肉じゃなくても可)を御飯にかけた料理。

詳細はこちらで↓
参考URL:Teatime with Favorite books!
http://homepage2.nifty.com/SHUMAI/hayashi.htmから抜粋。
Tsuneさん

  ハッシュドビーフとビーフストロガノフとハヤシライスの違い。
:まさにそのことズバリを書いてあるページが有りました。引用すると長くなるので、下記URLを参考にしてください。
(上記高橋さんと同じURLを紹介していただきました。)
 ナポリタンスパゲティととイタリアンスパゲティの違いは、ナポリタンソースはトマトソースをベースに、具が見えない位に良く煮込んで漉したソースです。イタリアンは日本で作られたソースで、イタリアの味を手軽に楽しむためトマトパウダーをベースに作られています。ということで、これまた聞きたいことズバリの回答がありました。
参考URL:日清製粉
http://www.nisshinseifun.co.jp/cucina/lib/qa_07.html#5
浜ちゃん

  ビーフストロガノフ −> ハッシュドビーフ −> ハヤシ という順番で変遷していったものです。
 薄切りの肉を炒めてブラウンソースをからめた、即席のビーフシチューがビーフストロガノフ。 これを簡略化したのがハッシュドビーフ。 そして、ハッシュドビーフを日本に持ち込んで、呼びにくいのでハヤシと呼んだという順番です。

===
 ナポリタンスパゲッティ、イタリアンスパゲッティ、いろんな呼び名が使われていますが、店によって同じナポリタンスパゲッティでも様様ですよね。共通しているのはトマトを使う事とスパゲッティを使う事ぐらいしかないのではないかと思います。トマトといってもトマトケチャップで済ますのもあれば、ちゃんと生のトマトからポモドーロソースを作るところもあるし、更にフレッシュトマトを使う店もあります。 イタリアンスパゲッティは、もっと悲惨です。単にイタリア産のスパゲッティを使っているだけだったり、トマトベース、オイルベースなどスパゲッティ以外に共通点がないのではないでしょうか。。。
matsumotoさん

  「ビーフストロガノフ」はロシア料理で、ソテーした牛肉をソースであえた物で、ソースはデミグラスソースにサワークリームや生クリームを混ぜたものが使われます。 「ハッシュドビーフ」は薄切りの牛肉を炒めて、デミグラスソースでさっと煮たもので、これをご飯にかけたものが「ハヤシライス」となります。ただし「ハッシュドビーフ」と「ハヤシライス」は同じ物として扱われることが多いようです。 「ナポリタン」はトマトソースまたはケチャップをからめたスパゲティで、「イタリアン」については定義があいまいなのですが、関西では「ナポリタン」のことを「イタリアン」という人が多いようです。ただし「ナポリタン」の「イタリアン」も本場イタリアには存在しません。

さやさん

 ナポリタンソースはトマトソースをベースに、具が見えない位に良く煮込んで漉したソース。イタリアンは日本で作られたソースで、イタリアの味を手軽に楽しむためトマトパウダーをベースに作られています。 志吹はナポリタンよりイタリアンよりミートソースが一番美味いと思う。…v
てるりんさん

  最初、岐阜の友達に「イタリアンスパゲティ」と聞いた時は、「スパゲティってイタリアンじゃん!?」って思いました。 熱々の鉄板の上にとき玉子をしいてその上にトマトソース味のスパゲティをのせたものとその友達は言ってましたが、ナポリタンに目玉焼きをのせてる店もあるようです。
のんきさん

  おいしければ、なんていう名前の料理でもいいんです。 胃袋は考える暇も無く消化しちゃいます。

合格 やった!
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くろぅさん でも牛は4段階で考えながら消化してるそうですよ。
くろぅさんからの感想メールです。

 ロシア料理はなじみがあるようで無いジャンルだと再認識しました。  
専門店に行けば、メニューがずらりでしょうけど、彼の国の人たちの今夜の夕食はどんなものなんだろうと想像してしまいます。次回はこの手の疑問を出したいな・・・。  

 博識マークは今回は該当者なしです。

  該当なしの理由。疑問が少し前のもので書き方が足りなかったかもしれませんが、ロシア料理であればその成立の背景や歴史などが紹介してあれば文句なしに博識マークを進呈できたと思います。
 庶民的なものなのか、はたまたロマノフ王朝宮廷料理のなれの果てなのか・・・

 今回も力作揃いとなりました。これらの料理も美味しそうなのですが、やはり子供の頃からの習慣に逆らえないのか、レストランで注文するのは「カレーライス」なんですよね。あと、やっぱりティーンエイジの頃から比べるとケチャップ系ってあまり食べなくなってきてますね。さらに遡って小学生の頃は「ケチャップかけゴハン」まで食していたのに..みなさんはどうでしょうか?
正答者の方々です。本当にありがとうございました。
のんきさん・ガウリィさん・よりかさん・ベリーさん・そくらちゃん・Tsuneさん・浜ちゃん・乱気流さん・超な兄貴さん・matsumotoさん・さやさん・てるりんさん・のんきさん★

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